でれすけDIYer、パーゴラを建てるpart3

ちったあクリスマスっぽいことでもしようかなってことで、
庭の一角に白いミニハボタンコーナー作りました。



白や丸い形は風水ではメタルを表すから、家の西側や北西にいいよ！
金運アップだよ！
ていうかクリスマスなのに風水だよ！何の関係もないよ！

年末ジャンボ当たります様に。なーむー。
もし当たったら温室建てます。

今日もパーゴラ話です。


その前に今日のお庭の様子。

ジャーマンアイリスが咲いています。


ツボミはまだあります。

でも、これ全部咲くのは時期的にむずかしいかな？

シクラメン、日光浴中。


カレンデュラまどか。

ケーヨーデーツーの498円のソーラーライトと。


それでは以下パーゴラ話。
前回の記事：
でれすけDIYer、パーゴラを建てるpart1
でれすけDIYer、パーゴラを建てるpart2

前回までのあらすじ：
パーゴラの設計も固まらないままとりあえず基礎用のフェンスブロックを買いに走った私、（心は）17才。
コメリの店頭で見つけたフェンスブロックが重くて持てないよ。

ちなみにこの時点での私の握力は利き手で19kg。
小学校5年生の女子並みである。

一応ジムで鍛えてるし、ガーデニングで穴掘ったり重たいものを持ち上げたりしてる。
それでも19kgなんだから、私はよっぽど筋力に恵まれていない。
はっきり言って腕力は人並み以下の以下。はるか底辺。

それでもDIYは出来る…っていうことを証明できるか否か！？

でれすけDIYer、パーゴラを建てるpart3

2011年5月某日
コメリの屋外売り場。周りは一面コンクリ製品。
そんな中で私は固まっていた。
この重さ25kgのフェンスブロックを持ち帰らなければならないのに、とても持てそうにない。
帰ろう。諦めよう。

…

いやいやここまで来て諦めてどうするの。

辺りを見回してみる。そういえばこのコンクリの塊を載せられそうなカートが無い。
店員さんに聞いてみた。

わたし：『あのーこれ4個欲しいんですけど、どうやってレジまで持っていけばいいんですか？』
（心の声：頼むから一つずつ持っていけとか言ってくれるなよ？）

店員（若いお兄ちゃん）：『あ、今持ってきます』

そうして店員さんが持ってきたのは頑丈そうなカート。

店員『4個ですね』

ガタンガタン。

なんと、店員さんは何も言わずに、重たいフェンスブロック（計100kg）をカートに載せてくれたのだ。

『他にお買い物はございませんか？』店員さんはそういってカートを重そうに押しながら、店のレジまで案内してくれた。

たすかったーーー。ありがとう店員さん。

店員さんはその後、カートをわたしの車のそばまで持ってきてくれた。

もってきてくれた。

もってきて…わたしのほうを心配そうに見ている。
わたしは理解した。
…自分で車に積めってことね。

ただ、なんとなくだけど、頼めば店員さんが積んでくれそうな雰囲気。
もしかして私がこれを持ち上げられないだろうと思って付いてきたのかも。
じゃあ、好意に甘えて、頼んじゃおうかな？

……その時、わたしは車の中がメチャクチャ散らかっていることに気づいた。

わたし『ありがとうございます…あとは自分でやります…』

そうしてわたしは店員さんが見ている前でフェンスブロックを持ち上げて、一つずつ車の後部座席に積んで見せた。
さっきはビクともしなかったのに、ぐちゃぐちゃの車の中を見られるくらいなら120%の力を出せる自分の性格がうらめしい。

しかし120%の力を出しても4個持ち上げて入れるのは大変で、4個目の頃には疲れきっていた。
私の太腰が悲鳴を上げている。
4個積み終わって、顔を上げた。
店員さんの私を見る目が心配から同情に変わってる気がするが、気にしない。

何はともあれコレでフェンスブロックは買えた。
最初の難関は終わったのだ…。

5月の風が爽やかだった。
窓を開けながら車を運転して家に帰った。
空のビニール袋（つまりゴミ）が風でカサカサと音を立てていた。
家に帰ったらもう何もしないでベッドに寝転がろう、そう思った。

帰宅して最初に気づいたことは、このフェンスブロックを今度は車から降ろさなければいけない、という事実だった。
はぁ……。

2011年5月某日
腰が……腰がぁーーーーー！！！！（腰痛）

2011年5月某日
ＧＷは結局お買い物だけで終わった。
まぁフェンスブロックも買ったことだし、設計図にとりかかろうかな。
フリーのCADソフトをダウンロードして、設計図に着手。

2011年5月某日
だいたい固まってきた。
180cm×140cmくらいの大きさにしよう。
中でお昼寝できるくらいの大きさってことで。

4本の柱を支えるのは大きなフェンスブロック。
他に、床板の重さを支えるのに小さい基礎石が必要。
50cmごとに基礎石を置くとすると、全部で8個必要かな。

小さい基礎石。↓

超お買い得！ 柱の基礎石に使われると便利です！！羽子板沓石　150 価格：700円（税込、送料別）

これは小さくて軽いので購入は楽勝！

2011年5月某日
腰が……腰がぁーーーーー！！！！（腰痛）
※小さくて軽くても8個運べば負担はかかりますよ。

2011年5月某日
ああ設計が進まない。柱の間隔をさっさと決めたいけど、市販のラティスのサイズに合わせて細かく設計しないといけないからもう大変。

2011年5月某日
急がなきゃ。6月になったら梅雨入りしちゃうだろうから、それまでに基礎石設置くらいまでは進めたい。

2011年5月27日
なんでまだ5月なのに梅雨入りするんだバカヤローーーー！！

ちなみにまだ穴も掘っていない。
ドリルドライバさえも買っていない。
全く持って前途多難…。

次回に続きます。

　

でれすけDIYer、パーゴラを建てるpart2

クリスマスイブ何それ美味しいの？

今日もパーゴラ話です。

前回の記事：でれすけDIYer、パーゴラを建てるpart1


※今回は日記風です。
時系列順だと思ってください。

2011年3月以前
バラのカタログはどいつもこいつもパーゴラって…。
でもパーゴラ欲しいな。でも高いな。
いつかお金貯めて買おう。何年か掛かるだろうけど。いつか。

2011年3月11日夜
夜の庭をうろつきながら、『明日やろうはバカやろう』って言葉が頭の中でぐるぐる回ってる。

2011年3月某日（電気復旧後）
そうだパーゴラ作ろう。

お金が貯まるの待ってたらその間にでかい余震が来て死ぬかもしれない。
お金がないなら自分で作ればいいじゃない。
DIY経験なんて数年前にラティス設置したくらいしかないけど、何とかなるだろ。
中学のとき『技術木工』で"４"だったし！（微妙な評価）

2011年3月某日
あぁ、夢が広がりんぐ。
オールドローズのパーゴラ、黄色系のバラだけを集めたパーゴラ、エグランテリア交配種のバラだけを集めたリンゴの香りのするパーゴラ、どれも素敵。
それに今まで誘引する場所がないからと諦めていたつるバラだって、パーゴラがあれば育てられるんじゃない？
ガゼボもいいなぁ。ゴージャスな8角形の。
いっそ全部作っちゃう！？

2011年3月某日
パーゴラの作り方をネットで調べる。
あの…すごく面倒くさいんですけど。
特に基礎。コンクリだのモルタルだの、これ、マジで素人がやっていいんですか？免許いらないの？

2011年4月某日
何もしない内に四月になった。
とりあえずこれじゃいけないので、DIY情報誌のドゥーパ！を買ってみる。

すると、ガゼボで簡単そうなのがあった。
https://www.diyna.com/webshop/dopashop/pro08.html
これと同じの作って、横面にラティスでもつければそれっぽくならない？
（この頃はまだDIYをなめきってた）

2011年4月某日
更に突っ込んだ内容について検索してみる。
地上部はどうにでもなるとして、（※実際は地上部すらどうにでもならなかったがその話はまた後で）基礎が難しい。

ドゥーパ！では羽子板付き沓石（柱を地中に埋め込まず、地上で基礎用の石に固定する基礎）だけど本当にそれでいいのか不安。
ちゃんと作ればいいんだろうけど、そもそも『ちゃんと』つくれんの？自分。

知恵袋でパーゴラやカーポートような独立型構築物の基礎について聞いている人は結構いる。
その回答はどれもが、『風圧なめんな』『50cm以上柱を地中に埋め込まないと風で吹っ飛んで痛い目みるよ』というもの。
吹っ飛ぶのか…。

2011年4月某日
もしかしたら私は踏み込んではいけない領域に足を踏み入れてしまったのかもしれない。
現実逃避もかねて、だらだら悩む。
悩むだけで行動はしない。

2011年4月某日
よし決めた。
基礎は40cm程度のフェンスブロックを使う。
こんなの↓

フェンスブロック基礎石・大　送料別 価格：1,140円（税込、送料別）

これだって２ｍ超の構築物の基礎としては心もとないだろうど。
当地は台風もさほど強くないし、万が一数メートル吹っ飛んだところで回りに民家は無いから人的被害の心配は少ない。（もはや吹っ飛ぶのが前提）

プラス、雨をしのげる屋根はつけない。普通のパーゴラにする。
（手順が面倒くさくてつけたくなかった、というのもある）

ただしウッドデッキはつける。
ほら、ウッドデッキ分の重さがあれば、吹っ飛びづらいだろうし…。

2011年5月某日
ほら、グズグズしてる間にＧＷだよ。
設計も出来てないけど、まずはお買い物だよ。
コメリに基礎用のフェンスブロックを買いに行きましょう。
あ、あった。これだね。

どれどれ……

……？

………重い！！！（一個　25kg）
いやムリ、あたし、こんなの持てない！！！

ちなみにこの時点での私の握力は右手19kg、左手14kg。
さてどうなる？

何にも進展しないまま、次回へ続く。