収穫美人

一昨日の日曜日、ふらりと立ち寄りました、ある農家向け店舗。

プロ農家向けらしく、品揃えはマニアック。
店舗の外には数十リットルいりの肥料やら土壌改良資材やらが山と積まれていました。

そこで、変なものを発見したのです。（変なものとか言うな）

その名も『収穫美人』。

味も素っ気もないプロ用肥料の山の中で燦然と輝いていた（いや実はそうでもないけど）パッケージ。
オサレか！これがオサレ肥料か！！

米ぬかだの微生物だの、とにかく植物に良い物をどんどん突っ込みました、的な有機肥料らしいです。
袋には効能がツラツラと書いてあります。ちょっと盛りすぎじゃない？というくらい。
それが本当ならこれを使っただけで私の庭はエデンの園ですよ。花咲き放題、野菜取れ放題ですよ。

しかも別に高級品って訳でもない。33lで約800円。

そんな上手い話があるもんか！

あるもんか！

ある…もんか…。




買っちゃった☆

でも実際はどんなものだろうと思って、収穫美人をネットで検索してみたら
…販売元くらいしか出てこないし。（2012年4月現在）

こうなりゃ自分が人柱になって試すしかないか！
いや実際に試されるのはうちの植物だから植物柱か！
（ていうかそれイケニエもしくはささげ物っていうんじゃ）

というわけですので早速、我が家のバラ（一部）にあげてみました。
芽だし肥だからすぐ効く液体肥料のほうがいいんだけど、重たいバケツ持って歩くのはもう止めました…。
何はともあれ効くといいな。

…ちなみにこの収穫美人、私が買ったのは33Lタイプですが、HPを見ると5Lタイプもあるようで、そちらのパッケージには打って変わって庶民的なオバさまがほほえんでいます。
目指してるのはどっちなの？ねぇ？

あと、この『美人』さん、すっごく臭いです…。
ハウスの中に開封状態でおいて置いたらハウス中にかほりが…。
まぁ、あの楊貴妃はワキガだったそうですし、ね…ハハハ（乾いた笑い）

あとイチゴにもやってみました。

ハウスの中で、人間の引いたレールの人生から飛び出し、自分の生きる道を確立させつつある、イチゴです。
要するに野生化してるだけです。しかも人間から水と肥料はもらってるし。

ブロッコリー。収穫後も脇芽が出てきました。

だれか食べて…（毎日ブロッコリー状態であきた）

スナップエンドウ栽培中。

つる植物というのはどうして人間の望むとおりの方向に伸びてくれないのでしょう。
（このあと無理やり誘引）

購入してから数ヶ月、ポット苗のままでほったらかしという受難を乗り越え、ようやく安息の地を得たビオラ・ラブラドリカ。

しかし私のワガママでまた引越しされるかもしれない。

こっちは園芸種のビオラ。

仲がいいのか喧嘩中なのか微妙。

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それは愛なの？

ソメイヨシノが満開で迎えた日曜日。

出先にサクラが沢山あったので思う存分撮ってきました。



きれいですね。

でも実はわたし、ピンクのオオヤマザクラが好きです。
あと放置された野山に何の脈絡もなくポツンと咲いてる白いサクラとか。

はあ。
それにしても、見ごろも今日までですかねぇ。

そろそろ桜吹雪になって散ってしまいそうです。

また来年。

しかしこれだけ持てはやされているサクラでさえ、花が散ったら見向きもされないのが宿命。
それどころか無消毒で毛虫発生器と化し、うざがられてるのも珍しくありません。

サクラは本当に愛されてるのでしょうか。
私的にはギモンの残るところです。
だって、花が咲いてるときだけチヤホヤして後は無関心とか…。

と思ったら自分がバラに対してまさにそうだった。

いや、ちゃんと面倒は見てますが、真冬の枝しかない時期とか真夏の花がない次期とか、イマイチ手入れがサボりがちになるうえに他の植物に心を奪われるのは否定しようがなく…（汗）
でも花が咲いたら夢中になるんですよ…って、それまさにサクラですね。

自分も人のこと言えない。
反省。


さて、地面を見ればノースポールも満開です。
これはうちの庭のノースポールですけど。


ムスカリとノースポール。

ノースポールは一年草だからいいとして、ムスカリは花が終わったら見向きもされなくなる運命…。

よく『次生まれ変わったら』っていうけど、
わたしは生まれ変わったら花が咲いてないときでも愛される植物になりたいです。
今の人生でそうなる予定はありません。（微妙にＣＭパクリ）

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