バラだけでいいです。
タイトルに偽りありのガーデニングブログ。バラ以外の樹木・草花メインです。
茨城は昨日も雨でした。
バラの葉っぱにも雨。
こういう日にバラの新芽を見ていると、
くれなゐの 二尺のびたる 薔薇の芽の 針やはらかに 春雨の降る
という正岡子規の有名な短歌が思い出されます。
(今はもう春じゃなくて初夏の雨ですが)
この短歌を習ったのは中学生の春。
しかし(私も含めて)ほとんどの中学生は
『赤くて、針の柔らかい、バラの芽』という情景にピンと来ません。
植物の葉っぱは緑色でしょ。トゲは痛いものでしょ。というイメージがありますから。
そこで当時の国語の教師は、自宅のバラの新芽を切って教室に持ってきてくれました。
赤くて瑞々しくて、まだ柔らかいトゲのその枝を生徒一人ひとりに見せて触らせて、この短歌の情景のすばらしさを説明してくれました。
その後でその先生はこういいました。
『
このバラは私の母親が大事に育てているバラです。
今朝、私が勝手に折って来ました。
今日帰ったら、私は母にすっごく怒られるでしょう。
でもいいんです。みなさんのためなら、先生は後悔しません!
』
彼女はとてもいい先生でした。
その時の授業のことは今でも忘れません。
『先生のお母さん、私たちのためにバラの枝を折った先生をしからないで』
当時の私はそんな風に思ったのも覚えています。
時は流れてあれから○○年。
こんな雨の日に、可愛い赤いバラの新芽を見ているとあの先生のことを思い出します。
(今思うと、私が母親だったらこっぴどく叱るわね、そりゃ。)
いやな大人になっちまったもんですorz
先生ごめんなさい。あなたの生徒は薔薇オタクになりました。別にそのときの授業のせいじゃないけど。
赤くて柔らかいバラの新芽↓
これは紫バラのつるブルームーンの新芽なのであんまり赤くないですが。
針やはらかに 梅雨さめの降る…(我ながら芸のないパロディ)
さてそろそろ晴れてくれないとブログ用の写真撮るのにも一苦労なんです。
ヘメロカリスは雨に強いけど濡れてると写真映りがいまいちです。
ペンステモン・ハスカーレッド
これは濡れてるほうが色っぽい。
雨の日でもモンシロチョウが飛んでました。
チョウチョの世界も大変ですね。
今日のバラはハイブリッド・ティのブルームーン。
バラの葉っぱにも雨。
こういう日にバラの新芽を見ていると、
くれなゐの 二尺のびたる 薔薇の芽の 針やはらかに 春雨の降る
という正岡子規の有名な短歌が思い出されます。
(今はもう春じゃなくて初夏の雨ですが)
この短歌を習ったのは中学生の春。
しかし(私も含めて)ほとんどの中学生は
『赤くて、針の柔らかい、バラの芽』という情景にピンと来ません。
植物の葉っぱは緑色でしょ。トゲは痛いものでしょ。というイメージがありますから。
そこで当時の国語の教師は、自宅のバラの新芽を切って教室に持ってきてくれました。
赤くて瑞々しくて、まだ柔らかいトゲのその枝を生徒一人ひとりに見せて触らせて、この短歌の情景のすばらしさを説明してくれました。
その後でその先生はこういいました。
『
このバラは私の母親が大事に育てているバラです。
今朝、私が勝手に折って来ました。
今日帰ったら、私は母にすっごく怒られるでしょう。
でもいいんです。みなさんのためなら、先生は後悔しません!
』
彼女はとてもいい先生でした。
その時の授業のことは今でも忘れません。
『先生のお母さん、私たちのためにバラの枝を折った先生をしからないで』
当時の私はそんな風に思ったのも覚えています。
時は流れてあれから○○年。
こんな雨の日に、可愛い赤いバラの新芽を見ているとあの先生のことを思い出します。
(今思うと、私が母親だったらこっぴどく叱るわね、そりゃ。)
いやな大人になっちまったもんですorz
先生ごめんなさい。あなたの生徒は薔薇オタクになりました。別にそのときの授業のせいじゃないけど。
赤くて柔らかいバラの新芽↓
これは紫バラのつるブルームーンの新芽なのであんまり赤くないですが。
針やはらかに 梅雨さめの降る…(我ながら芸のないパロディ)
さてそろそろ晴れてくれないとブログ用の写真撮るのにも一苦労なんです。
ヘメロカリスは雨に強いけど濡れてると写真映りがいまいちです。
ペンステモン・ハスカーレッド
これは濡れてるほうが色っぽい。
雨の日でもモンシロチョウが飛んでました。
チョウチョの世界も大変ですね。
今日のバラはハイブリッド・ティのブルームーン。
さて、日曜日はバラ園に行ってきました……!
茨城県のフラワーパークです。
正確にはバラ園ではないですが、バラが3万株あるらしいから私の中ではバラ園。
バラ園というより大きな大きなバラ畑(兼品種展示場)って感じです。
そこで私は、
きれいなポピー畑にうっとり。
はい早速脱線しました。
バラはこちら。
ちょうど満開の時期で、多分バラよりヒトのほうが多かった、気がします。
ああでもポピー可愛かったなぁ(しつこい)
バラはおなかいっぱいになるほど沢山ありましたが、一番印象に残るのは何だかんだいってやっぱり巨大なバラですね。
ヒトの背丈をはるかに超えるビッグサイズのシュラブローズ。
ちょっとした丘のようなピンクの塊があったと思ったら、バラがたったの一株あるだけ。
いや本当に、小さいゴジラぐらいの大きさがありましたよ!
(自分でも良く分からないたとえ)
これはシュラブローズの’春風’という品種だったもよう。
いやこれシュラブなんていう可愛らしい大きさじゃないんですが…。
調べてみるとこれはラージフラワードクライマー。つまりツルバラ。
ミスターローズこと、故鈴木省三氏の作出です。
このバラの隣にあったのは、同じく鈴木省三氏作出の’花見川’
流行を意識してイングリッシュローズの区画とかオールドローズの区画とかも作ってますが、こんな風にちょっと昔風のバラもちゃんと残してくれてるのがわかって嬉しいところ。
青バラを集めたコーナーもあり、古い品種から最近のまで結構な品揃えで。
でもこの紫色のみごとなツルバラの品種名が分からなくて悲しい思いをしました。
あなたは誰なんですか、紫のばらの人……(言ってみたかっただけ)
今日のバラは、王道・ハイブリッドティーのピース。
茨城県のフラワーパークです。
正確にはバラ園ではないですが、バラが3万株あるらしいから私の中ではバラ園。
バラ園というより大きな大きなバラ畑(兼品種展示場)って感じです。
そこで私は、
きれいなポピー畑にうっとり。
はい早速脱線しました。
バラはこちら。
ちょうど満開の時期で、多分バラよりヒトのほうが多かった、気がします。
ああでもポピー可愛かったなぁ(しつこい)
バラはおなかいっぱいになるほど沢山ありましたが、一番印象に残るのは何だかんだいってやっぱり巨大なバラですね。
ヒトの背丈をはるかに超えるビッグサイズのシュラブローズ。
ちょっとした丘のようなピンクの塊があったと思ったら、バラがたったの一株あるだけ。
いや本当に、小さいゴジラぐらいの大きさがありましたよ!
(自分でも良く分からないたとえ)
これはシュラブローズの’春風’という品種だったもよう。
いやこれシュラブなんていう可愛らしい大きさじゃないんですが…。
調べてみるとこれはラージフラワードクライマー。つまりツルバラ。
ミスターローズこと、故鈴木省三氏の作出です。
このバラの隣にあったのは、同じく鈴木省三氏作出の’花見川’
流行を意識してイングリッシュローズの区画とかオールドローズの区画とかも作ってますが、こんな風にちょっと昔風のバラもちゃんと残してくれてるのがわかって嬉しいところ。
青バラを集めたコーナーもあり、古い品種から最近のまで結構な品揃えで。
でもこの紫色のみごとなツルバラの品種名が分からなくて悲しい思いをしました。
あなたは誰なんですか、紫のばらの人……(言ってみたかっただけ)
今日のバラは、王道・ハイブリッドティーのピース。
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