鹿の子百合復活しました。

昨日の最高気温は30度、最低気温24度。

最高気温30度ってウソだ。
といいたくなるくらい暑かった昨日。
風が無いので35度くらいに感じられました。

暑い日でも嬉しいことがひとつ。

カノコユリが2年ぶりに咲きました。


去年は開花前にテッポウムシに入られ、しかも折り悪く台風が来襲。
テッポウムシに入られたところ（つまり根元）からポッキリ折れてしまうという悲惨な出来事がありました。

夏前に光合成の手段を絶たれてしまい、このまま枯れてしまうのか、
そこまで行かなくとも数年は花は見られないだろうと思っていました。

でも一年でちゃんと咲いてくれました。
去年と比べると花数少ないけど、贅沢はいいません。

横からみたところ。


クモの巣はステータスです（キリッ）

このくるんとカールした花びらがたまらない。
鮮やかなピンク色のふちが白いのも『わかってる』ね。
こんな可愛らしいユリが野生で生えてるなんて九州・四国すげぇ。

もう一枚。

カノコユリはこの斑点が鹿の子模様に似ていることから『鹿の子百合』なんだそうです。
名前まで可愛いってどういうことだコラ。

カノコユリはユリの中でもノッポであまり自立できないのが難点ですね。
地面に這いつくばってちゃ可哀想なので支柱を立ててやってます。
可愛いからって甘えてるんじゃ…イヤ、許すけど（かわいいは正義）


ユリばっかり愛でてますが、西洋アサガオも開花中です。


サルビア・ガラニチカがアークトチスにタッチ！（ロケタッチ風）


ピンクのガウラと真っ赤なコリウス。

色あわせ間違ったな。暑苦しいわ…。

今日のバラはイングリッシュローズのジュード・ジ・オブスキュア。

8月に咲いたのは初めてです。

ヤマユリは清楚か？

昨日の最高気温は25度、最低気温21度。

午前4時の地震と緊急地震速報でたたき起こされ寝不足です。
本当に地震ちゃんも困ったコだよ。
相手にとって都合のいい時間てものを考えてくれないからなぁ。


今年の写真でなく去年のもので、しかも私のものではありませんが、ヤマユリです。


茨城県フラワーパークにはヤマユリの群生がありました。

林の中に、こんなヤマユリの池みたいなのがちょこちょこあります。
今年も綺麗に咲いているのでしょうか。

突然ですが、ヤマユリで気になることがあります。
地元新聞などではヤマユリ開花がニュースになることがありますが、そのときに

『ヤマユリが清楚な花を咲かせて…』

といわれていたこと。

清楚か？これ。

たしかに、色は清楚な白ベースですね。
とはいえ、ゴージャスな金色ラインとソバカスでメイクアップしてるし、
背は高くて花も大きくて遠目にも目立つ存在感で香りは強い。

どっちかっていうと、私にはアンジェリーナジョリーとかルパンの不二子ちゃんとかセックスアンドザシティのサマンサのお仲間に見えて仕方ありません。

まぁ、感じ方は人それぞれなんだろうけど…。

人それぞれだからこそ、私には毒を含んだ美しさを持った花にみえます。
日本原産の植物だからって清楚で楚々として風情があるような花ばっかり咲かせなくてもいいです。

話は変わりますが、こんな派手な花が品種改良もされない自然の姿っていうのが驚き。
トケイソウとかもそうだけど、自然の神秘を感じます。

そしてこういう生まれつき美しい花を見るにつけ、空しくなるのが鏡に映るわが身の地味さよ…。

いやいや、私は日本原産なんだから清楚さがウリなのよきっと…！

でももし生まれ変わったらヤマユリや不二子ちゃんみたいになりたいです神様。
ひとつよろしく。

そういえば私は売ってるヤマユリの球根を植えたことが何度かありますが、全く育ちません。栽培が難しいのです。
でも今は交配種もでてるようだし、そっちでチャレンジしてみようかな。


今日のバラはHTの星光。