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バラだけでいいです。

タイトルに偽りありのガーデニングブログ。バラ以外の樹木・草花メインです。

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今日は冬至の日に比べて20分、日が伸びました。
昨日の最低気温はマイナス5度です。

これって当地では普通の温度です。
関東以西平野部の方からみればすごく寒いし
寒冷地の方から見ればぬるい温度でしょう。

でも昨日の朝は一味違っていました。

朝起きて、窓の外を見たら銀世界。

ただし、雪ではありません。

数日前の爆弾低気圧の水分がカチコチに凍ってあたり一面をまっ白に染めていたのです。
まっ白
すみっこの黒い部分が本来の土の色です。

ここまでまっ白くなるのは数年ぶりでしょうか。
普段だったらもっと冷え込んでも、土に水分がそんなにないので白く凍ることは少ないです。

こうも寒いと草花もくったりしてしまいます。
ビオラ
まぁビオラやノースポールなら、お昼には元に戻りますが。

ただ他の植物はそうも行きません。
他の植物は葉っぱを落として休眠中がほとんどです。

なのでお庭は雑草を放置しっぱなし。
放置しても増えることはありませんからね。

雑草。
スティパ・ギガンティア(ゴールデン・オーツ)

…じゃありません。

スティパ・ギガンティア(ゴールデン・オーツ)
というオーナメンタル・グラスです。

雑誌に載ってた英国の風景に映るスティパ・ギガンティアにひとめぼれしたのが数年前。

これがその写真↓

スティパ・ギガンティア(ゴールデン・オーツ)
さんざん探し回ったけど、日本じゃタネすら売っておらず、英国からタネを個人輸入して育て始めました。

育て方がよくわからず、初年度は全滅。
2年目にようやく何株か苗を作ることができて。

そこまでがんばった矢先、ジョイフル本田で普通に立派な苗が売られているのを発見しましたが。

orz

…とにかく、我が家には現在複数のスティパ・ギガンティアがあります。

が、どれもこれもこんな、雑草と見まがうような感じです。
種から育てたのも苗を買ったのも。

英国では大型のグラスのはずなんですけどねー。
日本の気候じゃ中々うまくいかないんでしょうか。
だから流通してないんでしょうか。

とりあえず氷点下10度くらいまで下がる当地でも枯れずにいられる耐寒性があるのは確かです。やっぱり夏がネックかな…。

今年の秋こそは、見事な金色の穂を出してもらいたいものです。

我が家のスティパ・ギガンティアは虚弱ですが、
一般的なオーナメンタルグラスは強健です。


カレックス・品種不明。
(どっちかがペトリエイで、どっちかがブキャナニー)

葉っぱ?寒くても傷みません。
カレックス

水やり?しおれたことがありません。
カレックス

カレックスはこの寒い時期、まったく影響を受けずにキラキラしてるやつらです。
ウインターガーデンにぴったりですね。


昨日の朝。
ブログを投稿して、
NHK趣味の園芸を見て、
やっと庭に出たのが朝9時すぎ。

水溜りに氷が張ってます。

まあそれはともかくとして。

…この地面にあるシャリシャリした白いものは、いったい何でしょうか?
霜なんて生ぬるいものじゃない。
まるで雪が積もった後に雨が降ってカキ氷状になったようですが。
思ったより天気は悪かったようです。

オーナメンタルグラスの中には耐寒性の弱いものもありまして、
パープルファウンテングラスはまさにその代表。
霜にあたったらアウトです。

アウトー…?
パープルファウンテングラス
ゴージャスな紅茶色だった葉っぱは最近の寒さでワラのようになっています。
でもまだ生きてるっぽい。

だから堀りあげ。
パープルファウンテングラス
あれ?思ったより楽勝。
長期戦を覚悟してたのに、拍子抜けです。
地上部の大きさの割に、根っこが少なくて浅かったので簡単に掘り起こせました。
(寒さで根っこから腐ってた可能性も否めないけど)

大変なのは、その後の株分けでした。

どこかの園芸雑誌には
『株分けするときはノコギリで切る』
みたいなことが書いてありましたが、
ノコギリだなんて大げさだなぁ…なんて思って剪定ばさみでチョキチョキ。

この日、わたしはひとつ賢くなりました。

プロのいうことは聞くものです。

大変すぎる…ノコギリ持ってくれば良かった…。

とにかく、
大きいほうは鉢植えにして霜にあたらないハウスの中へ。
パープルファウンテングラス
ハウスといっても無加温なので、-10度近くなる当地じゃ多分冬越しはムリだけど一縷の望みにかけてみる。

本命はこぶし大に小さくした株。
なんとか温室に収容しました。
あとは水切れさえしなきゃ冬越しは楽勝でしょう。

水やり、忘れないようにしないとね。
(多分忘れる…)

このカレックス(ブキャナニーかペトリエイ)は
寒さに強いので今でも元気です。
カレックス
難点は一年中茶色いから生きてるのか枯れてるのか判らないところ。
でも周りの植物が本格的に枯れ始めると、相対的に生き生きして見えるようになりました。

買ってから随分経つのに植えつけてもらえてなかった、
変わり菊(これ名前?)とユリオプスデージー。
変わり菊とユリオプスデージー
霜でも雪でもどんとこいでした。
寒さによるダメージはほとんどありません。
さすがにこの後ちゃんとした鉢に植え替えました。

2012/12/03 追記
パープルファウンテングラスの脇芽での冬越し方法について教えてくださったかたがいらっしゃいました。
秋口に脇芽をとって越冬させる方法なので、掘りあげ不要で冬越し可能…全然考えもしなかったその方法orz。
来年はそれ一本で行きます。
Sさん、ありがとうございました。


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